「矯正メガネが必要です。」
先生からそう言われ、次はいよいよメガネ作りです。
とはいえ、子どものメガネなんて作ったことがない私。どこで作るの?値段はいくら?助成制度ってあるの?と、不安と疑問でいっぱいでした。
今回は、初めての子どもメガネの選び方から、実際にかかった費用や助成制度、メガネをかけ始めた息子の様子までを体験談としてお話しします。
※前回は、瞳孔を開く目薬を使った精密検査や、矯正眼鏡が必要と診断されるまでの体験を書いています。
▷3歳6か月健診③|瞳孔を開く目薬で精密検査 矯正眼鏡が必要になるまで
子ども専門のメガネ屋さんへ
総合病院にて、瞳孔を開く目薬をして正確な視力を測ってもらった日、メガネの指示書も受け取りました。
この指示書を持ってメガネ屋さんに行けばよいのです。
検査スタッフさんから、子どものメガネに特化しているというメガネ屋さんも紹介してもらいました。
そして週末、子どもを連れて紹介されたメガネ屋さんに行ってきました。
そこは小さな町のメガネ屋さんで、店舗の半分が子どものメガネでした。
私は大人のメガネしか作ったことがなかったため、新たな世界を見た気がしました。
メガネ選びは本人に任せてみた
4歳の子にはどのメガネが最適なのかさっぱりわからなかったため、店員さんに病院から受け取った指示書を見せて、いくつかのメガネを見繕ってもらいます。
「どのメガネにする?」
その中から息子に好きなメガネを選んでもらいます。
ゆっくりじっくり選んで、お気に入りのメガネを見つけてほし――
「これにする!」
早っ!!
あまりの決断力の速さに慄く母。
「え、もっと他のも見てみたら、ほら、これとか」
と促すも、
「これがいいの!」
と5秒もかからずに青いフレームのメガネに決めたようです。
実際にかけてみて、問題なさそう。
念のため、親が選んだいくつかの他のメガネもかけさせますが、
「これがいい!」
と最初に自分で選んだメガネから心変わりはしませんでした。
値札を見て母、固まる
そんなに気に入ったならそのメガネにしよう。
そう思い値札を確認。
30,000円
さささささ3万!?
私、自分でもそんな高いメガネ買ったことないんですけど!!
しかし、他のメガネを見ても、息子の選んだメガネが特別高いわけではなさそうです。
子どものメガネって、高いんだなぁ……
矯正用メガネには助成制度がある
高額に気が遠くなりかけたとき、
店員さんが教えてくれたのが、子どもの矯正用メガネの助成制度でした。
「子どもの矯正のメガネは助成制度がありますから、申請したら後日、8割は戻ってくると思いますよ」
更に、
「〇〇市(私の住む町)にお住まいでしたら、市からも助成されますから、負担金は500円ほどだったという方もいらっしゃいました」
とのこと。
それはすごい!!
日本って本当ありがたい!!
安心して、息子の選んだメガネに決めることができました。
次はレンズを決めていきます。
度数は病院が作成した指示書の通りですが、
薄さが薄型と超薄型があるようです。
薄型だと、牛乳瓶の底のような厚さですが、
超薄型だったら、メガネのフレーム内に収まるそうです。
お値段は高くなりますが、軽くもなりますし、超薄型一択でした。
という具合に、店員さんに言われるがままレンズも選択していきます。
で、フレーム代3万円にレンズ代を足した合計が
「50,000円ですね」
ごごごごごご5万!!!!
えっと、戻ってくるんですよね?実費は500円なんですよね?
震えながら支払いを終えました。
実際に申請した流れと自己負担額
その後の流れを書いておきます。
まず、加入している健康保険へ下記を提出します。
加入している健康保険へ提出したもの
・申請書類
・病院からもらった弱視用眼鏡作成指示書
・領収書
すると、数ヵ月後、8割戻ってきました。
次に、市役所へ下記を提出しました。
市役所へ提出したもの
・病院からもらった弱視用眼鏡作成指示書
・領収書
・健康保険から支給された給付額がわかるもの(支給決定通知等)
・健康保険の加入状況がわかるもの(健康保険等)
すると、数ヵ月後残りが振り込まれました。
支払った金額から戻ってきた金額を引いてみると
実際支払った金額は8000円ほどでした。
どうやら超薄型にした分は実費になるようです。
500円ではありませんでしたが、かなりありがたい制度でした。
現実的な話になりますが、やっぱり気になるのは費用ですよね。
「コナン君みたい!」眼鏡生活のスタート
また、4歳の子がメガネを掛け続けてくれるのかも心配していましたが、自分で即決しただけあって、嫌がらずにかけてくれました。
矯正のメガネなので、なるべく長い時間かけることが大切だそうです。
「コナン君みたい♪」
自分で選んだ青いフレームをみて嬉しそうな息子。
「コナン君って呼んで」
と保育園でも振れ回っているそうです。
……名探偵コナン、観たことないんですけどね。
何はともあれ、気に入ってくれて、かけ続けてくれて、安心しています。
「かわいそう」ではなく、「見えるようにする」プレゼント
小さい子がメガネをかけていると、
どうしても「かわいそう」という声が聞こえてくると思います。
悪気のないその声に、私も少なからず傷つきました。
子どもを「かわいそう」にしてしまった、と。
しかし、子ども自身は自分を「かわいそう」などと思っていないし、
視力の成長を助ける為の必要なメガネです。
何も「かわいそう」なことなどないのです。
それに、そんな無責任な声だけでなく
「私の子どももメガネかけてたのよー」と同志もたくさん声をかけてくれます。
同じ立場だった前向きな先輩の経験をきいて
「間違いじゃなかった」と勇気をもらえたりするうちに、
私は今息子に、
「見えるようにする」ことをプレゼントしている
と思えるようになりました。
そう思えるようになった今は、
メガネをかける息子の姿を見るたびに、「頑張ってるね」と思います。
皆さんのお子さんに、お気に入りの「見えるようにする」メガネが見つかりますように♪
※助成制度の内容や上限額、申請方法は加入している健康保険や自治体によって異なります。
購入前に眼鏡店や健康保険、市区町村へ確認することをおすすめします。
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無事に矯正メガネが完成し、いよいよ息子のメガネ生活が始まりました。
実際にメガネをかけて保育園に通ってみると、思わぬハプニングも……。
そして、メガネ生活を始めて3か月後。
息子の視力は、いったいどれくらい変化したのでしょうか?
▷ 矯正メガネの経過①|メガネ生活と3ヵ月後の視力


