子どもの心室中隔欠損症②|心臓に穴って大丈夫!?総合病院での検査

子どもの病気

※このシリーズでは、当時の不安や、その後に安心できた経過を中心に書いています。
 現在5歳の息子は元気に成長しています。

紹介状片手に総合病院へ予約の電話

帰宅してからすぐに紹介された病院に電話をしました。

やはり、予約はいっぱいでとれませんでしたが、

心臓の小児科の先生がいらっしゃる10日後に受診することになりました。

1ヶ月月健診で心配はないだろうとは言われていても、

詳しく調べて何か良からぬものが見つかったらどうしようと不安は尽きず、

ググらないように必死でした。

でも、かわいい赤ちゃんとの時間を心配だけで過ごしたらもったいない気もしていて。

あまり気にしないでおこうと努めていました。

いざ、総合病院!

さて、あっという間に10日が過ぎ、受診の日。

予約はできなかったものの、なるべく早く診てもらえるよう外来が始まる9時前には受付を済ませました。

最初は小児科へ向かいます。

それにしてもなぜ、総合病院はあんなにも迷路じみているのでしょうか。

方向音痴の私には辛いものがあります。

小児科の受付を見つけたときは無駄な達成感がありました。

そこで、なんと!

「たまたまキャンセルになった予約がありますよ。早めに診てもらえると思います」と!!

嬉しすぎるー!!なんてラッキー!!どれだけ待たされるのかという不安もあったため、

これはうれしい誤算でした。

まずは身長と体重を測り、すぐに中待合い室に通されて、それほど待たずに診察室に通されました。

50代くらいのやさしそうな男性の先生が、聴診器で我が子を見てくれます。

「あー確かに心雑音ありますね」

「心エコーと心電図の結果を見てからまたご説明しますね」とすぐに診察は終了。

しかし、さすが小児科の専門医!

子どもに、いや、親に不安を与えないような語り口に安心感があります。

「寝てから来てください」!?無理ゲーすぎる心エコー検査

心エコーと心電図はまた別の場所。

えー……どこだろ。

また無駄な達成感を覚えつつ、心エコーの受付に到着。

そこで、

「11時の検査が空いていますね。赤ちゃんが寝てから11時くらいに来てください」

なんて言葉が放たれました。

とんでもないこと言うじゃん!

そんな自由自在に寝かせられたら子育て苦労しないよ!

そんであと11時まで1時間以上あるよね!

なんて抗議はしなかったのですが、目は口ほどにモノを言っていたのでしょうか。

「赤ちゃんが寝てないと正確な検査ができないんですよ」

とわざわざ言葉を足され、了承せざるをえない状況に。

抱っこして病院内を歩き回り、授乳をして、また歩き回って、やっと寝ました。

えーと、その間、1時間30分ほど。

心エコーの受付に「寝ました」と報告。

人生で初めて「寝ました」報告したな……

わりとすぐに中待合いに通され、起きないよね!?とドキドキしつつ心エコー室に呼ばれました。

「ポンッ!〇〇さんお入りください」

呼び出し音でかいのよ、起きるじゃん。

心エコーを検査する部屋は薄暗く、起きないように恐る恐る我が子をベットに寝かせ、

ロンパースのボタンを外し、前を全開にします。

検査してくれる技師さんが、ジェルを塗った器具を心臓付近でゴロゴロ転がしていきます。

そもそもなんでもない自宅でさえ、背中スイッチに気を使っている日々。

まあ、起きそうになりますよね。

それでも起きないように、起きても泣かないように、

でも検査には支障がないようにやさしくあやす時間が一番きつかったです。

まあ、たぶん15分くらいなんですけど、体感30分くらいに感じました。

どうにかならんのか、これ。令和なのに。

結果が出るまで30分……長い!!

心エコーがつらすぎて心電図はとても楽に感じました。

心電図とは、あの、大人の健康診断でも行われるあれです。

我が子も寝てるのか起きてるのかわかんない状態でも、

いつもとは違う環境だった心エコーで疲れたのか、

ここではすっかり眠っていて、あまり苦労した記憶はありません。

どうにかこうにか無事にすべての検査を終えました。

検査結果が出るまで30分らしく、そこから診察ということで、やっぱり待ち時間は長いものでした。

その間我が子が眠り続けてくれたことがせめてもの救いでしょうか。

診断名は「心室中隔欠損症」──心臓に穴って大丈夫!?

ようやく呼ばれたのが13時くらい。

診察室に入ると、先生のパソコン画面に我が子の心エコーの様子が映し出されていました。

静脈と動脈の血液の流れが赤色と青色で表示され、忙しなく動いています。

「元気に動いてくれていますね。動き方も問題ありません。でも、ここですね」

先生が示した場所は、青色と赤色が混ざり合っていました。

「ここの心室の壁に小さな穴が開いているんですね」

あああああ、穴とか開いて大丈夫なの!?

「心室中隔欠損症といいます」

正直、一回では覚えられなかった病名です。

「この穴がですね、大きすぎたり、多かったりすると手術が必要なんですが、

この子は小さい穴ですし、成長とともに塞がることもあります」

塞がることを祈る日々が続きそうです。

「体重も順調に増えていますし、そんなに心配することはないですが、

経過を見るために1ヶ月後にまた来てください」

先生は終始にこやかで、説明も丁寧で、あえて不安なことは避けてくれて、

安心されせてくれるような語り口でした。が、

「でも、ミルクをまったく飲まなかったり、吐き戻しがひどかったり、

高熱が出たり、いつもと違ったりしたら遠慮なくお電話ください。

予約を待たずに診察しましょう」

また、「何かあったら」ってことですよね!?それが怖いのよ。

10日前より軽くなった心

結局この日も、完全に安心できたわけではありませんでした。

ただ、検査を終えて、良からぬものでもなかったですし、

成長とともに塞がる可能性もわかり、10日前よりは安心していた私がいました。

同じ不安の中にいる方へ

「心雑音があります」と言われたり、

「心室中隔欠損症」と診断されたりすると、とても不安になりますよね。

ただ、心室中隔欠損症にはさまざまな種類や程度があり、

治療方針も子どもの状態によって異なるかと思います。

わが家の場合は、小さな穴だったため定期的に経過を見てもらうことになりました。

同じような不安の中にいる方が、

「こんな経過をたどることもあるんだ」

と感じて、少しでも安心できるきっかけになれば嬉しいです。

次の記事では、1か月後の受診や経過、眠り薬を使った検査の様子について書いています。

続きはこちら
子どもの心室中隔欠損症③|初めての眠り薬での検査

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