子どもの心室中隔欠損症⑤|「シャンシャンシャン♪」心臓に鈴が入ってる?

子どもの病気

※このシリーズでは、当時の不安や、その後に安心できた経過を中心に書いています。
 現在5歳の息子は元気に成長しています。

1歳半健診での言葉

1歳での受診から半年後、

市の1歳半健診がありました。

事前に、心室中隔欠損症と伝えていた内科検診で

「あー心雑音あるのね」

と年配の女性の先生。

そうなんです。ですから、定期的に受診しています。

聴診器を息子の胸に当ててうなずく先生。

「そっかー、シャンシャンシャン♪って鈴が入ってるのね」

その言葉に、すごく救われたことを覚えています。

違うとわかっていても、

「心室中隔欠損症は母親である私のせいでは?」

という思いがこびりついていました。

申し訳ない気持ちを常に背負っていた中で――

そうか、この子の心臓には鈴が入っているのか。

と、素敵な表現に心が軽くなりました。

エベレストも登れるらしい

1歳半健診を終えてすぐ、いつもの総合病院での受診もありました。

今回も、眠り薬を使用しての検査です。

1歳半検診で心雑音が確認できているので、

まだ穴は開いていることはわかっていましたが、

「穴はまだありますねー

 でも、様子見で大丈夫ですよ!」

「これからの生活で支障もありませんし」

「エベレストも登れますよ!」

登らないと思います。

しかし、安心感はエベレスト級。

ありがとうございます!先生!!

今回はふらつくことを踏まえて

とても気を付けて過ごしました。

母、ひそかに完治を期待

エベレストも登れるといわれてから半年後の受診。

子どもは、2歳になりました。

今回も、眠り薬を使用しての検査です。

ひそかに、穴が塞がっているかもと期待していました。

が、

「心雑音もないし、画像ではわからないくらいですが……」

「少し、空いているようですね」

空いてるのかー!!

しかし、だんだんと小さくなっていることは嬉しいです。

「次は、1年後で大丈夫ですよ」

受診の間隔が半年から、1年に!

最大ミッション「じっとする」

「次は……眠り薬いらないかな?」

次は3歳ですね。

えーと……どうかな。

わんぱく盛りの男の子。しかも怖がりです。

じっとしていてくれるのでしょうか。

暗い部屋で横になり、じっと静かにしていなければならない心エコー検査。

さらに心電図検査でもまた静かに横にならなければなりません。

ミッション多すぎませんか?

3歳でできるものですか?

最初こそ眠り薬が怖かった私ですが、

眠り薬にすがりたい気持ちでいっぱいです。

そんな私の気持ちを知ってか知らずか、

「うん、眠り薬なしでいきましょう!」と先生。

いけるかなー!?

同じ不安の中にいる方へ

心室中隔欠損症と診断されると、

「本当に大丈夫?」

「穴は自然に塞がるの?」

そんな不安が次から次へと出てきますよね。

私も受診のたびに検査結果を聞くまで落ち着かず、

「今度こそ塞がっているかも」と期待してはドキドキしていました。

息子の場合は、穴はありつつも少しずつも小さくなっていき、

先生からは「普段の生活に制限はありません」

「エベレストも登れますよ」と言っていただけるまでになりました。

もちろん、病状や経過はお子さんによって異なります。

この記事はあくまで一例ですが、同じように不安な毎日を過ごしている方に、

「こんな経過をたどる子もいるんだ」と少しでも安心材料になれば嬉しいです。

次回は、3歳で眠り薬なしでの心エコー検査に挑戦した時の様子と、

その検査結果についてお話します。

はたして眠り薬なしで無事に検査ができたのでしょうか。

続きはこちら
子どもの心室中隔欠損症⑥【完】|3歳の検査結果、穴は塞がった?

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