ラン活に疲れた母へ。ランドセル選びで我が家がたどり着いた『親の納得感』という選択

子育て

すべての始まりは年中さんの3月。突然始まった「ラン活の沼」

我が家の娘は、ピンクが嫌い、プリンセス嫌い、青が好き。

持ち物はマイクラやポケモンばかりです。

ちなみに、母である私は昔「フリフリスカートをはいた娘」を夢見ていました。
その結果どうなったのかは、こちらの記事で書いています。
「フリフリを夢見た母、マイクラ女子を育てています」

ここで、皆さんひとつ疑問に思いませんか?

「そんな子のランドセルって、一体どうなってるの?」と。

来年小学1年生になるお子さんをお持ちの皆様、

現在「ラン活」の真っ最中ではないでしょうか?

ラン活、悩みませんか?

私は、とんでもなく悩みました。

全ての始まりは、娘が年中さんの3月中旬。

同じ年の子を持つ友人と会ったときの一言でした。

「ねえ、ラン活してる?」

え、まだ年長さんにすらなってないですけど!?、早くない!?

焦る私に、友人は追い打ちをかける情報をくれました。

「人気のランドセルは、5月には売り切れるらしいよ」

初めての1年生準備、初めてのラン活。

全てが手探り状態の私は、

友人の(今思えば極端ともいえる)情報にすっかりパニックになり、

晴れてラン活の沼へと足を踏み入れたのです。

我が家の方針は「子どもに選ばせる派」!……のはずだった

ランドセル選びにおいて、各家庭の方針は大きく分けて2つあると思うのです。

1.子どもに選ばせる派

2.親が選ぶ派

我が家は「子どもに選ばせる派」で行こうと決めました。

たとえ「とんでもないデザインのランドセル」を選んだとしても、自分の責任。

その失敗も一つの経験。

というのは建前で。

自分で納得した衣類しか身に着けない娘ですので、

うっかり親が単独で決めてしまったランドセルを嫌がって登校しなくなっても困るな、という気持も無きにしも非ず。

ですので、

「売り切れる前に、娘が気に入るランドセルを手に入れるぞ!」

と意気込んでおりました。

それにしても、今のランドセルって本当に様々ですね。

ブランド物、おしゃれな物、刺繍たっぷり、シンプル系、工房系、軽さ重視……

娘の希望は「水色」。

その一点だけは最後までブレませんでした。

しかし、ここからが長かった……

密かに私の好みのものを「これいいんじゃない?」と背負わせてみても、

「うーーん……(拒絶)」

自分で選んで背負ってみては、

「これは、刺繍が多すぎる」

「これは、チャームが可愛すぎて嫌」

となかなかのこだわりを発揮し、一向に決まりません。

百貨店、近くの工房、イオン……

どこに行っても、そこにある中から「んーこれかな」と選ぶものの、反応はイマイチの娘。

正直、10万円近くする買い物を「これかなぁ」というぼんやりした気持ちで決めてほしくないのです。

運命の出会い♪だけど……店員の態度に「ちょいモヤ」

そんな中、ゴールデンウィークに実家(他県)近くの、ランドセルのセレクトショップにも行きました。

そこで、ついに娘の目が輝きました!!

適度な刺繍、シンプルなチャーム、そして一番のお気に入りは、ランドセルを開けたときに見える、時間割を入れる背景の「サクランボ柄」。

珍しく、かわいいランドセルを選択。私好みでもあります。

「よし、これだ!」と思ったのですが……

ひとつ、どうしても気にらないことが。

それは、店員の態度。

まず、予約制なのはこのご時世仕方ありません。

ゆっくり見られるのはありがたいですしね。

しかし、第二子の息子がおもちゃを持って入ろうとしたところ、

「あ、おもちゃの持ち込みは禁止なんです」とバッサリ。

……まぁ、売り物を傷つけないためなのはわかります。

わかりますが、幼い息子がおもちゃなしで姉のランドセル選びに耐えられるとも思えず、結局、同行した祖父と外で待機することに。

ここで、ちょいモヤ。

さらに、娘がランドセルを開け閉めしていたときのこと。

「あ、丁寧に扱ってね~」と、笑顔ながらもチクリと注意されました。

……え?

これからわんぱくな小学生が6年間毎日ガシガシ使うものなのに、展示品をちょっと触っただけで「丁寧に扱って」って、そんなに繊細なブツなの?

ここで第二のちょいモヤ。

お気に入りのランドセルが見つかったのは嬉しいのですが、

「どうしてもこの店にお金を落としたくない」気持ち。

「早めに予約しないと売り切れてしまいますので、決まりましたらご連絡ください」

という営業トークすら、

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い状態で、カチンとくる始末。

「同じものをネットで購入しよう!」と決心しました。

……が、

ネットで検索してみると、届くのは来年の2月。

公式ショップとはいえ、10万円以上の買い物です。

万が一、何かの手違いで届かなかった場合、10万円を失うだけでなく、その時期からランドセルを再選定するハメになってしまいます。

店舗で買っても届く時期は同じだとわかってはいるものの、

「実態のある店舗での購入」と、

「画面をクリックするだけのネット購入」では、

安心感がまるで違うのです。

昭和末期生まれの古い考えの持ち主なので、どうしても不安が拭えません。

私、心の中で即決。沼から救ってくれた「天使の店員さん」

どうしようかと頭を悩ませつつ、まだ行っていなかった「保育園の近くにある工房」を訪ねてみることにしました。

ここまで、本当にたくさんの場所に足を運びました。

最初こそ「ランドセル見に行こう!」の誘いに

「やったー!」と喜んでいた娘でしたが、

ゴールデンウィークあたりから、

「えーまた?」と完全に辟易しています。

「もう何でもいいよ」感が漂っています。

そんな中の入店。

正直、私は一目でここが一番素敵だと思いました。

娘が唯一決めている「水色」の色合いが、とにかく絶妙でおしゃれ。

娘がいつも通り、展示されているランドセルを開けたり閉めたりし始めました。

そこで、前回のトラウマがよぎった私は、先回りして

「あ、あんまり触っちゃだめだよ」

と、声を潜めて注意したところ、

「大丈夫ですよ!小学生が使うものですからね。

 ちょっとやそっとじゃ傷もつきません。

 好きなだけ、気が済むまで触ってみてくださいね」

と天使の笑顔かと見紛う店員さん登場。

あ、これにします。

私、心の中で即決。

刺繍も飾りもない、究極にシンプルな、でも上質で丈夫な革のランドセル。

最初こそ、「小さい我が子が背負うものだから、軽ければ軽いほどいいな」と思っていましたが、

よく考えたら自宅から小学校までは目と鼻の先。

重さなんてそこまで気にする必要はありません。

それよりも、多少重くてもこの丈夫な革が、とても魅力的に映りました。

というより、「丁寧に扱ってね」と娘が言われたことにちょいヘコんでた私を

「大丈夫ですよ!」と救ってくれた店員さんの話す全ての説明が正しく聞こえ、

私の中の考えが方向転換した、という方が正しい。

「わ!めちゃくちゃ似合うよ!素敵!」

とランドセルを背負った娘を、これでもかと褒めちぎり、

「これにする」

と言わせることに成功しました。

娘にしてみたら、

「これに決めればもう二度と、ランドセル見に行こう言われずに済む」

という解放感からの決断だったのかもしれません。

前言撤回!我が家は「親の納得感派」

冒頭で「我が家は子どもに選ばせる派です♪」

と意気揚々と語ってしまったことを、

心よりお詫び申し上げます。

訂正いたします。

我が家のラン活は、第3の方針。

「親の納得感派」となりました。

こうして5月中旬、我が家のラン活は無事幕を閉じました。

これからラン活を迎える方へ伝えたいこと

これからラン活を迎える方へ。

ここまで我が家の迷走記録を書いてきましたが、

最後にひとつ伝えたいことがあります。

小学校1年生はみんなランドセルカバーを付けます。

透明のカバーもあれば、柄入りカバーもあります。

そして、その上から交通安全の黄色いド派手なカバーも重ねます。

それぞれの学校の規定もあるので一概には言えませんが、

小学生、多分、ランドセルなんて何でもよさそうです。

ランドセル本体は親が決めて、カバーのデザインを子供に選ばせる。

カバーが気に入らなくなったら、買い替えてしまえばいい気がします。

もちろん、6年間使うものなので、丈夫さや背負いやすさなど各家庭で大切にしたいポイントはあると思います。

我が家の場合、一番大切なポイントは「水色」でした。

それくらいで、いい気がします。

あまり思いつめず、悩まず、

親も子も楽しんでランドセルを選んで、

その時間を楽しめたら素敵だな、と思います♪

以上、子どもを選び疲れさせ、親は納得感のみでラン活を終えた母より。

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