3歳6か月健診をきっかけに総合病院を受診し、2回目の診察では「目薬を使った精密検査」を受けることになりました。
「子どもの視力検査で目薬をするの?」「どれくらい時間がかかるの?」と、不安や疑問を感じる方も多いと思います。
今回は、瞳孔を開く目薬を使った精密検査の流れや待ち時間、矯正眼鏡が必要と診断されるまでの体験をお話しします。
※前回は、総合病院を初めて受診したときの検査や診察内容について書いています。
▷3歳6か月健診②|紹介状を持って総合病院へ 初めての眼科受診
総合病院で2回目の視力検査
3歳6か月健診を終えて受診してからさらに1か月後、総合病院での2回目の受診です。
検査方法は1回目の時と変わりません。
・機械を覗いて赤い家を見る検査
(近視や遠視などの度数の目安を測る検査(オートレフラクトメーター)
・Cの切れ目がどちらを向いているか答える視力検査(ランドルト環)
やはり、大きいマークは見えて、小さいマークになると不機嫌になる。
息子の態度は一貫しています。
検査後の診察では「右0.6左0.3」という診断を伝えられました。
今まで、「実は見えているのでは?」と半信半疑でしたが、ここまで一貫している息子の様子を見て
「見えていないのだな」と覚悟のような気持ちが腑に落ちた気がしました。
次は瞳孔を開く目薬で精密検査
「次は、目薬を差して正確に測ってみましょう」とのこと。
子どもの視力を正確に測るには、瞳孔を開く目薬が必要とのことでした。
(子どもは目のピントを合わせる力(調節力)がとても強いため、目薬でその働きを一時的に休ませて正確な度数を測るそうです)
私は一度網膜剥離の手術をしているため、この目薬の経験があるのですが、
目薬を差してから検査できるまでとても時間がかかり、
検査後はすごくまぶしいのです。
まず、初目薬でもありますし、無事にミッションをクリアできるか不安しかありません。
かなりの時間を要するため、予約時間が空いている2か月先に予約を入れていただけました。
初めての目薬は大苦戦
2ヵ月後、いよいよ目薬を差して検査をする日がやってきました。
まず、正確に視力を測るための瞳孔を開く目薬をします。
「目薬さそうかー」という検査スタッフさんに
「いやだー」と大暴れする息子。
検査スタッフさんがシールを出しておだててもむり。
最終的に私が羽交い絞めにして無理やり目薬を差すという状態に。
「さす」というパワーワードが怖くて仕方なかったようです。
この目薬、時間を空けて数回点眼しなければなりません。
1回目で本当に「刺す」わけではないとわかったと思うのですが、2回目も3回目も慣れてくれず、
とにかく嫌がり続ける息子。
その度に羽交い絞めにして無理やり点眼をしてもらいました。
これ、本当に目薬目に入ってる?
と不安になるレベル。
ギューッと閉じている目に無理やり点眼する為、目薬はほぼほぼこぼれているように見えます。
さらに涙も出ているため、せっかく入った目薬まで流れてしまっていないかも心配でした。
それでもよしと判断してくれた検査スタッフさんが言います。
「では、1時間後またお呼びしますね」
1時間!?
1時間の待ち時間が長すぎる
そう、瞳孔が十分に開くまで待たなければならないのです。
わかっていましたが、1時間、何していよう……
途方に暮れる私と息子で院内を歩き回り、売店でお菓子を買い、中庭で食べて時間をつぶしました。
待ち時間が長すぎて、
「もうおうちかえる」と言い続ける息子。
その度におだてつづける私。
息子の機嫌を損ねないよう気を遣う健気な私を誰か褒めてほしかったです。
ようやく呼ばれておなじみの検査です。
やはり、小さいマークになると見えないことにイライラするのか「わからないの!」と怒り出す息子。
今まで以上に機嫌が悪くなることはありませんでしたが、見え方自体はこれまでの検査と同じ印象でした。
今までの検査と唯一違ったのは、レンズの入った眼鏡をしての検査もしたことです。
ここでいつもと違う様子に息子の機嫌はちょい上昇。
ですが、小さいマークは見えていないようでした。
レンズを入れても視力は0.4
検査を終えて診察です。
「両目とも0.4ですね」
医師の言葉に覚悟していたとはいえ、ショックは受けました。
やはり、見えていないのか。
「今は、レンズの入った眼鏡をかけても0.4なので、
矯正の眼鏡をかけて、視力を上げていきましょう」
とのこと。
レンズを入れた眼鏡でも0.4しか見えないのかと、さらにショックを受けました。
矯正の眼鏡とは、視力の成長が遅いためそれを助けるようなイメージです。
今後はずっと眼鏡なのか、それとも裸眼で見えるようになるのか、不安は尽きませんが、
ひとまず、矯正の眼鏡で様子を見ていくしかありません。
子どもの眼鏡には助成制度がある
しかし、検査スタッフさんから朗報が告げられました。
子どもの矯正眼鏡には助成制度があるそうです。
・加入している健保
・我が家の住む所では市
この2か所から。
負担額はかなり少額で済みそうです。
子どもの眼鏡は思っていたより高額なので、この助成制度には本当に助けられました。
矯正眼鏡が必要と言われた保護者の方へ
矯正の眼鏡が必要なんて、最初はショックですよね。
見えるようになるためには大事なことです。
私も、わかってはいても、
妊娠期間中の何がいけなかったんだろう。
とか、
今までの育て方が目に悪かったのだろうか。
などと自分を責める気持ちはとどまることを知りませんでしたが、同じように育てた第一子の視力には今のところ問題がないことを思うと、きっと誰のせいでもないのだと思います。
過去を振り返って悔いるより、前を向いて息子の視力を伸ばすことのほうが何百倍も大事なのだと言い聞かせています。
視力は幼いうちほど伸びる可能性があるそうです。
そして、視力が成長するのは10歳までとのこと。
この時期に治療を始められたことは、とても幸運だったのだと思います。
わが家は医師の指示に従い、矯正眼鏡での治療を始めることになりました。
同じような診断を受けた場合は、お子さんに合った治療方針について主治医と相談してみてください。
次は、実際に眼鏡屋さんへ行き、矯正眼鏡を選んだときのお話をしたいと思います。

