中古の電動自転車を買ったら、1年後にバッテリーが死んだ話

私の体験談

突然、我が家に電動自転車がやってきた

一年前、突然我が家に電動自転車がやってきました。

変な文章ですよね。

普通、電動自転車は突然アポなしで

「来ちゃった♪」などと言ってやってきません。

ですが、帰宅したら鎮座していたのです。電動自転車が。

「来ちゃった♪」って声が聞こえてきそうでした。

さて、私の通勤手段は、自転車です。

自転車で、10分弱の距離に職場があります。

近いとはいえ、夏の酷暑の日や冬の極寒の日などは、その10分、キツいといえば、キツいです。

ですが、特に不便に感じることはありませんでした。

なんせ、10分弱ですからね。自動車で通うほどの距離でもありません。

そんな自転車通勤で帰宅した際、敷地内同居の義父とばったり会うこともあるのですが、汗だくの私を見て、

「大変だねー」

と憐れむような目をむけてくれます。

若干恥ずかしいですが、悪いことをしているわけでもないので、

私は平気です。

そんな場面をちょくちょく繰り返したところ、

「知り合いに、電動自転車扱ってるところがあるから、中古で良いのがあったら安く譲ってもらえないか聞いてみようか」

などと素敵な提案をしてもらえました。

電動自転車だったら少しは楽になるかも。

なんて軽―い気持ちで

「お願いします!」

と答えたものの、再び電動自転車の話が義父から飛び出してくることはありませんでした。

「中古の良い電動自転車なんて、そんな都合の良いモノ、すぐには見つからないよなー」

なんて思いつつ、普通の自転車でも不便なく通勤し続けて1年後。

電動自転車の話なんてすっかり忘れていたころ、その日がやってきたのです。

「来ちゃった♪」

ならぬ、

「買ってきたよ♪」

と義父。

えっと……私はてっきり、

『こんな電動自転車で、費用はこれくらいだけど、どうだろ?』

みたいな話からあるかと思いきや、いきなり自宅に電動自転車!!

義父の行動力すごい!!

「ありがとうございます!」

何より、運んでもらって、すぐ使える状態にしてもらっていますし、とっても有難い!!

そしてこれは、ちゃんと確認しておくべきですよね。

「あのーおいくらでした?」

「5万円だよ!」

やすーい♪♪……のか?

相場もよくわかっていない私は、とりあえずお礼を言って5万円を渡しました。

「中古だから、タイヤ交換は必要かも」

とも助言をいただきました。

ざっと調べたところ、新品ですと10万円以上しますし、半額で電動自転車が手に入ったのは嬉しかったです。

電動自転車って、めっちゃ楽!!

翌日から、念願の電動自転車での通勤が始まりました。

これが、想像していたよりもめちゃめちゃ楽でした。

ずっと誰かに後ろを押してもらっているような感覚で、ペダルが軽いのです。

さらに、いったん止まってまた漕ぎ出す時が一番力が必要で、夏など、いかに止まらずに進めるかを試行錯誤していましたが、電動自転車はそんな気遣いは無用!最初の漕ぎ出しも軽いです。

バッテリーの充電も私の使用頻度だったら3ヶ月に1回で十分でした。

そんな頻度なら、面倒にも思いませんでした。

こんな快適な日々をプレゼントしてくださって本当に有難かったです。

1年後、バッテリーに異変

と、ここまではよかったのです。

電動自転車がうちにやってきた一年後のことです。

バッテリーを充電し、

「もう充電終わったかな」

と見に行くと、充電具合のわかるランプ全てが赤く点滅していました。

通常、充電されると、緑のランプが点灯するだけのはず。

おかしい。

ネットで調べると、バッテリーの寿命の可能性があるとのこと。

いやいやいやいや!まさかそんな!!

だって、中古とはいえ、購入して一年しか経ってないし!!

現実を受け入れられない私。

とりあえず、バッテリーを電動自転車に取り付けると、充電90パーセントの表示が出て、作動しました。

大丈夫大丈夫!!充電されてるよ!!

あの赤いランプは何かの間違いだったのかも!!

都合の良い解釈をして、赤いランプの存在を見て見ぬふりをして、乗り続けて一ヶ月後。

8月の中旬。

職場から自宅へ帰るとき、見て見ぬふりからビンタをくらいました。

電動自転車の電源ボタンを押しても、電源が入りません。

え、うそでしょ。

だって、出勤する時は、まだ充電60パーセントあったはず。

電源のオンオフボタンを何度押しても電源は入らず。

絶望的な気持ちになりながら電動自転車の電動を切った状態で乗って帰りました。

これが重いこと重いこと。

普通の自転車の3倍くらい重かったです。

何かの拷問かと思いました。

重すぎて、後半は自転車を引いて帰りました。

もはや荷物です。

それでも諦めきれない私は、祈るような気持ちで充電器にバッテリーを差し込みました。

頼む!!充電してくれ!!

私の願いもむなしく、充電器の赤いランプが点滅しました。

バッテリー、死んだ。

いや、もしかしたら充電器の故障もありえます。

バッテリー交換に5万円!?

翌日、ちょうど休みだった夫が近くの自転車屋さんに聞きに行ってくれました。

結果は、やはり、バッテリーの寿命とのこと。

新しいバッテリーの金額は、5万円。

ごごごごごごごご5万円!?

だって!中古で5万円したんだよ!!

言い忘れていましたが、タイヤ交換に1万円もかかっています。

つまり、バッテリーを交換すると、

中古車本体5万円+タイヤ交換1万円+バッテリー交換5万円=11万円

ということ。

11万払ったら、新品買えるじゃん!!!!

ちなみに、新品電動自転車は13万円で売っていたそうです。

私の、この釈然としない気持ちを察していただけますでしょうか。

みなさまなら、どうしますか?

5万円支払ってバッテリー交換しますか?

13万円支払って新品の電動自転車を購入しますか?

はたまた、3万円支払って、電動ではない自転車を購入しますか?

最初は電動ではない自転車で通勤していたにもかかわらず、電動を知ってしまった私は、パンドラの箱を開けてしまったも同然。

もう、電動ではない自転車になんて、戻れないのです。

文明の利器とは恐ろしいものです。

人間の怠惰な性質を呪います。

近くの自転車屋さんを何件か回ってみると、新品の電動自転車は安いもので7万からありました。

そして、ネットで新品のバッテリーを調べると、3万9千円で購入できそうでした。

釈然としない思いと、新品を買う金額のでかさが天秤にかけられ、私の心は揺れ動きます。

新品を買うか、バッテリーを交換するか

まず、新品を購入した時とバッテリー交換をした時のメリットとデメリットを考えます。

新品を購入した場合

メリットデメリット
綺麗な電動自転車に乗れる高い
バッテリーの劣化の心配がない選択するモノによって、乗り心地やバッテリーの持ちが不透明
なんだか気持ちがすっきりする現在の電動自転車の廃棄が面倒

バッテリーを交換した場合

メリットデメリット
安い電動自転車の本体はこれからどれくらい持つのかが不明
バッテリーはあと数年使えると期待できる中古の電動自転車代とタイヤ交換代とバッテリー代の合計がほぼ新品の電動自転車と同じという複雑な気持ちを抱える
慣れている電動自転車を乗り続けられる

難しくないですか?

すごく、心をすり減らして考えました。

猛暑に負けた私の決断

考えるのはいいのですが、今、バッテリーが死んだ電動自転車しかない私の通勤手段は、徒歩です。

考える時間が長いほど、真夏の徒歩通勤の日数も増えるというもの。

徒歩は辛いです。

暑いです。

新品の電動自転車の購入を決めれば、どの電動自転車を買うかも考えなければなりません。

様々な店舗を回って、熟考して決めなければなりません。

なんせ、10万前後の買い物なのですから。

バッテリーをネットで購入すれば、明後日届きます。

この、猛暑の夏が私の決断を後押ししました。

バッテリー交換で!!

一刻も早く、電動自転車通勤に戻りたい!!

ネットの口コミを読みまくり、型番を確認しまくり、ここなら間違いないかなというお店で3万9千円でポチりました。

3万9千円も高額です。

届いて、電動自転車にセットして、無事に動くまで信じられないくらい緊張しました。

結果、購入から初動作までトラブルなく、無事に電動自転車は復活しました。

電動自転車通勤、最高♪

中古の電動自転車を購入する方へ

最後に、私からの教訓をひとつ。

中古の電動自転車購入の際は、バッテリーの寿命のこともお忘れなく。

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